産業まつりとトランジション・タウン 九十九里町

台風15号の被害から、まだ完全に復旧していない地域もあると思いますが、昨年通りであれば11月3日(日)に九十九里町産業まつりが行われる予定です(未確認)。

私が参加させて頂いている「ちどりの会」でも、昨年同様に地域包括支援センターのお手伝いをさせて頂くことを計画しているようですが、もしも可能ならば、そちらでトランジション・タウン 九十九里町のご紹介をさせて頂けるように、お話しをしてみようと考えています。

本日(9/30)の「ちどりの会」の定例会では、町健康福祉課の古川さん、社会福祉協議会の小栗山さんにもご出席頂き、第2層協議体について早期に立ち上げる必要があるとの共通認識の上に、メンバー各人が実際に取り組んでいらっしゃる活動を踏まえて、活発な意見交換がありました。

その中には、トランジション・タウン 九十九里町と関係のあるものもあり、共通の課題として、勉強会などを通じて取り組むことができたらいいなと感じました。

一つの例を挙げますと、ちどりの会のメンバーの方から「自分が学んだものを生かす場がない」といった主旨の発言がありましたが、会長さんからは「活動したい場所は、まさに協議体でつくる」といった意見が出ました。

この点についてだけ考えてみても、トランジション・タウン 九十九里町で取り組みを計画している「知のリ・ローカリゼーション」→「九十九里町 自由大学(仮称九十九自由大学)」と接点があるように思います。

逆に、協議体がトランジション・タウン 九十九里町に作用し、結果「福祉のリ・ローカリゼーション」というものが発現する可能性もあります。

しかし、ここでもう一度強調しておきたい点がひとつあります。 それは、トランジション・タウン運動は原点がボトムアップ指向であり、協議体とは原点が異なる点です(勿論、協議体の構成メンバーは、地縁組織や自治区、ボランティアなどの自主組織が中心となることは理解しています)。

結果が同じならばどちらでも同じ、とおっしゃる方もいらっしゃるとは思いますが、トランジション・タウン運動は、結果よりもその過程を重視した運動であると私は理解しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました