第8回 トランジション・タウン 九十九里町 勉強会

令和元年11月29日(金)10:00~11:30、ちどりの里にてTTK勉強会を行いました。 参加者はお一人(Nさん)でした。

当日は、Nさんと細かいお話しをしたわけではありませんが、Nさんは町の行政に詳しいご様子でしたので、先々トランジション・タウン運動に何等かのお力添えを頂けるのではないかと思います。 他に、ちどりの里でご一緒しているOさんをトランジション・タウン運動にお誘いしています。

トランジション・タウン 九十九里町は、まだグループとして行動できる段階ではありません。 しかし、(立ち上げ)グループとして行動を開始するためには、考えておかなければならない3つの領域があります。

1. グループの目的はなんですか? 私たちはそこで何をしますか?
2. 私たちはどのように連携をとりますか? どのような仕組みが私たちのやろうとすることを明確にしたり形を与えたりしますか?
3. 誰がグループに参加していますか? 楽しみ、信頼、そしてお互いの大切さをどのように築いていきますか?

1. トランジション・タウン 九十九里町は、「地域の、地域による、地域のための」経済を新しく創造することを目的としています。
レジリエンス(復元力)の高い地域へと移行(トランジション)するためには、地域に必要な経済の中で外部に依存する部分をできるだけ減らし、地域の中で必要な経済を循環させることが大切です。 そのために、地域経済のデータベースを作成して「見える化」し、最も力を注ぐ必要がある経済(生活に必要な物やサービスを供給する仕組み)を選択します。 そして選択した経済を充実したものとするために、地域の起業家を育てる環境(リコノミー・センター)を用意し、私たちはそこで起業の支援を行います。

2. リコノミー・センターから発生した個々のプロジェクトを、私たちは「リ・ローカリゼーション」プロジェクトと呼びます。
リ・ローカリゼーションプロジェクトを進めるために、以降の活動は個々のコア・グループに引き継がれます。 私たちは、私たちがやろうとすることを明確にしたり形を与えたりする仕組みを、周囲の状況に合わせて既にあるものを探したり、ないものは作ったりします。 既に実現されているかまたは進行中である他の地域の仕組みを学び、学校、企業、商店、金融機関、病院、行政など様々な機関と連携し、必要な情報を得るようにします。

3. トランジション・タウン 九十九里町には、地域にお住まいや職場のある方なら、どなたでも参加できます。 これまでの習慣や考え方の違いは問題ではありません。 新しい自分を発見するために、グループを通じて純粋に様々なことを学びたい方、明日の地域経済についてご一緒に考えてみませんか?

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